【カード利用者の約2割がカード停止経験あり】7割以上が滞納した支払いを後悔しているという結果に!

過去に支払い滞納でクレジットカードが一時的に停止になった経験は?
執筆:大泉 聡(弁護士・司法書士に取材)

ポイントが付いたり特典が受けられたりといったメリットから、多くの方がクレジットカードを持っていると思います。毎月かかる光熱費や携帯料金、大きなお買い物の際にクレジットカードを利用している方も多いのではないでしょうか。

ただ、その場で現金を使うわけではないので、つい「使い過ぎてしまった…」ということもあるかと思います。

では、このクレジットカードの支払いを滞納し、強制的に停止になってしまったことがある方はどのくらいいるのでしょうか。また、停止になった経験がない方は、日頃どのようなことを心がけてクレジットカードを利用しているのでしょう。

そこで今回、クレジットカードを保有している方を対象に、「クレジットカード停止経験」に関する調査を実施しました。この調査は、クレジットカード停止の経験や停止の原因、その後の対応についての経験を共有することを目的としています。

目次

調査概要:「クレジットカード停止経験」に関する調査

項目内容
調査期間2024年1月24日(水)~2024年1月25日(木)
調査方法リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査
調査人数1,050人(男性524人、女性526人)
調査対象調査回答時にクレジットカードを保有していると回答したモニター
調査元株式会社cielo azul 債務整理相談ナビ
モニター提供元ゼネラルリサーチ

本調査データは、出典(債務整理相談ナビ/株式会社cielo azul)と当該記事へのリンクを明記いただければ、引用・転載いただけます。

約2割がクレジットカード停止を経験。男性のほうが女性より多い

過去に支払い滞納でクレジットカードが一時的に停止になった経験は?

はじめに、クレジットカードの支払い滞納で停止になった経験についてうかがっていきます。

「過去に支払い滞納でクレジットカードが一時的に停止になった経験はありますか?」と質問したところ、『数回ある(9.2%)』『一度だけある(9.5%)』『一度もない(81.3%)』という回答結果になりました。

『一度もない』と回答した方が多いものの、『数回ある』『一度だけある』と回答した方があわせて約2割いることが明らかになりました。

回答男性女性全体
数回ある12.02%6.46%9.2%
一度だけある11.64%7.41%9.5%
一度もない76.34%86.12%81.3%

男女別では、男性は女性より一度でも一時的な停止になった経験がある方が約1割多いことがわかりました。

停止後の対応は「カード会社に連絡してすぐに返済」が61.9%

その後どのような対応を取りましたか?

では、支払い滞納で停止になった後、どのような対応を取ったのでしょうか。ここからは『数回ある』『一度だけある』と回答した方にうかがっていきます。

「その後、どのような対応を取りましたか?」と質問したところ、『クレジットカード会社に連絡し、すぐに返済(61.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『キャッシングやカードローンなどを利用して返済(15.2%)』『家族や友人、勤務先から借りて返済(10.7%)』と続きました。

6割以上の方が、カード会社に連絡してすぐに返済したようです。また、キャッシングやカードローンを利用した方や、家族や友人に借りて返済した方もいることが示されました。

対応男性女性全体
カード会社に連絡し、すぐに返済61.29%63.01%61.9%
キャッシングやカードローンで返済18.55%9.59%15.2%
家族や友人に借りて返済11.29%9.59%10.7%
フリマアプリなどで物を売って返済1.61%9.59%4.6%
無視した4.03%2.74%3.6%
その他3.23%5.48%4.0%

男性はキャッシングなどから借りて返済している方が2割近くいるのに対し、女性は1割と比較的少ない傾向があります。代わりに、フリマアプリなどで物を売って自力で返済する方が1割いるなど、興味深い結果となりました。

滞納時の金額は「1万円以上10万円以下」が66.5%

では、支払い滞納で停止になったときの支払い金額はどのくらいだったのでしょうか。

「支払い滞納になったときの金額はどのくらいでしたか?」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。

滞納時の金額割合
1万円以上10万円以下66.5%
11万円以上20万円以下23.9%
21万円以上30万円以下7.1%
それ以上2.5%

1万円以上10万円以下と回答した方が最多となりました。

1割が再開できず強制解約。停止経験者の46.7%がリボ払いを利用

その後クレジットカードの利用は再開できましたか?それとも再開できずカードが強制的に解約になりましたか?

滞納した分を支払った後、クレジットカードの利用は再開できたのでしょうか。

「その後クレジットカードの利用は再開できましたか?それとも再開できずカードが強制的に解約になりましたか?」と質問したところ、『再開できた(88.3%)』『解約になった(11.7%)』という回答結果になりました。

支払い滞納でカードが一時的に停止になったものの、8割以上の方が利用を再開できたようですが、解約になってしまった方が1割以上いることがわかりました。

では、カードが一時停止になったときはどのような支払方法を利用していたのでしょうか。「リボ払いを利用していましたか?」と質問したところ、『していた(46.7%)』『していない(53.3%)』という回答結果になりました。

回答男性女性全体
停止時にリボ払いを利用していた50.81%39.73%46.7%
停止時にリボ払いを利用していない49.19%60.27%53.3%

男女比では、男性のほうがリボ払いを利用している方が女性より約1割以上多いことがわかります。

毎月の返済額を一定額に保てるというメリットの反面、毎月の利用残高が把握しづらく、利息が長期間にわたって返済元本に追加されるなど課題の多いリボ払いを利用していた方が4割以上いることが明らかになりました。

督促後の返済方法は「家族や友人、勤務先から借りて返済」が38.1%

どうやって返済したか?

クレジットカードの滞納分を返済しないままでいると督促状などが送られてきますが、支払いを滞納し一時停止になった経験がある方はどのようにして返済をしたのでしょうか。

「返済をしないままにしていると督促などが来ると思いますが、どうやって返済しましたか?」と質問したところ、『家族や友人、勤務先から借りて返済(38.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『キャッシングやカードローンを利用して返済(28.4%)』と続きました。

約4割の方が、家族や友人、勤務先からお金を借りて返済したようです。また、キャッシングやカードローンを利用して返済した方も2番目に多いことが示されました。

弁護士等に相談して債務整理を行った方も約1割いるという結果になりました。男女別では、男性が女性の約2倍近く多く債務整理を選択していることがわかります。

回答男性女性全体
弁護士等に相談し債務整理をした13.71%6.85%11.2%

債務整理に対応する弁護士・司法書士事務所は債務整理の相談先を費用・実績で比較するページで確認できます。

停止につながった支払いを7割以上が後悔

カード利用停止につながった支払いについて、今思えば「無駄だった」と感じている方はいるのでしょうか。

「クレジットカード停止に繋がった支払いは、今思えば『無駄な支払い』であったと後悔していますか?」と質問したところ、7割以上の方が『とても後悔している(38.6%)』『やや後悔している(35.5%)』と回答しました。

クレジットカードの利用停止につながった支払いについて、「無駄な支払いだった」と後悔している方は非常に多いようです。なお、後悔している割合は、男性が女性よりも約15ポイント高いという結果となりました。

回答男性女性全体
とても後悔している44.35%28.77%38.6%
やや後悔している34.68%36.99%35.5%
あまり後悔していない12.10%20.55%15.2%
まったく後悔していない8.87%13.7%10.7%

カード停止に至らなくても1割は支払い滞納を経験

カード停止はされなくても、預金残高不足で支払いを滞納したことはありますか?

クレジットカードの支払い滞納で利用が停止になった経験がない方が8割以上いましたが、その方たちに、停止経験はなくても預金残高不足で支払いを滞納したことがあるかを聞いてみました。

「カード停止はされなくても、預金残高不足で支払いを滞納したことはありますか?」と質問したところ、『数回ある(6.3%)』『一度だけある(7.9%)』『一度もない(85.8%)』という回答結果になりました。

カードの停止経験はなくとも、預金残高不足で支払いを滞納したことがある方が1割程度いるようですが、多くの方がクレジットカードでの支払い滞納を一度もしていないことがわかりました。

では、支払い滞納でカードを停止されたことがない方のなかで、普段リボ払いを利用している方はどのくらいいるのでしょうか。

「普段、リボ払いは利用していますか?」と質問したところ、9割以上の方が『あまり利用していない(4.6%)』『まったく利用していない(89.1%)』と回答しました。

クレジットカードの停止経験がない方の多くが、リボ払いを利用していないようです。

滞納しないために心がけていることは「銀行残高のチェック」が64.5%

支払いを滞納(遅延)しないように心がけていることは何ですか?

最後に、クレジットカードの支払いを滞納しないように心がけていることを聞いてみました。

「支払いを滞納(遅延)しないように心がけていることは何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。

心がけていること割合
銀行残高のチェック64.5%
今月支払額のチェック56.9%
不必要な利用を極限控える28.8%
カードを複数枚所持せずまとめる12.5%

まとめ:停止経験者の46.7%がリボ払いを利用、停止経験のない方の約9割はリボ払いを利用せず

今回の調査結果で、クレジットカードの支払い滞納で利用停止になった経験がある方が一定数いることが明らかになりました。

滞納をしてクレジットカードが停止した経験がある方は、リボ払いを利用していた方が4割以上おり、家族や友人に借りる、キャッシングやカードローンを利用して返済した方が多いようです。

その後、カード利用を再開できた方が多いようですが、滞納した支払いについては「無駄な支払いだった」と後悔している方が非常に多いことが示されました。

また、滞納でカード利用停止の経験はないものの、預金残高不足で支払いを滞納したことがある方もおり、滞納しないために銀行残高や今月の支払額の確認を心がけている方が多いようです。

今回の調査結果からはっきり言えることは、カード停止やカード滞納の経験がない方は、ほとんどがリボ払いを利用していない(約9割)ということです。一方、カード停止経験者は46.7%がリボ払いを利用していました。

そのため、リボ払いを極力避けてクレジットカードを利用することが、カード停止を予防する有効な方法の一つと考えられます。

返済が滞る状態が続いている場合は、早い段階で専門家に相談することで選べる手続きの幅が広がります。債務整理の相談先を費用・実績で比較するページでは、全国2,300事務所以上の情報を掲載し、うち30件超は編集部が直接取材した内容を掲載しています。

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